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東京都 流入車対策に「独自ステッカー」検討
DATE:2009年3月13日 14:37東京都はNOx・PMの環境基準達成に向けた「流入車対策」として、独自のステッカー制度の検討を開始した。
来年度予算として3億1300万円を計上。5500万円だった今年度の流入車対策費用の5.7倍を充当する見込みだ。ステッカーはあらかじめ環境確保条例に適合した車両に配布し、貼付していない場合は不適合車と見なして、「運行禁止命令」を発令する。
違反ディーゼル車取り締まりは、03年の開始から08年12月末までに2万4591台を確認。このうち2万3892台が適合車、699台が不適合車だった。不適合車の内訳は都内200台、都外499台と、都外からの流入車の違反が目立つという。